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JC wings エアインディア L-1011-500 1/200になります。

知る人ぞ知るエアインディアのトライスターを模型化されたものになります。


エアインディアは1980年代初頭に、経年化した707の代替機を探しており、B747SP、L-1011、DC-10、A300などが候補となったものの、トライスターが最有力候補として挙がり、実際にロッキードとオプション3機を含む計6機の契約を交わしました。
これはDC-10との販売競争で苦戦していたロッキードにとっても渡に船な案件でした。

しかし、搭乗率が会社全体の5%にも満たないアフリカ路線にもトライスターを導入しようとしたため、この賢明でない投資計画に暗雲が立ち込めはじめ、ロッキードも購入して貰うべくムンバイ空港で乗務員の訓練を行うという申し出もしましたが、結局は白紙となってしまいました。

その後1990年代半ばに再びトライスターを導入する機運となりV2-LEJとV2-LEKの2機をリースすることとなりました。

今回のこのV2-LEJは1979年8月にエアカナダが発注したものの1983年にキャンセル。
1985年6月3日にロイヤルヨルダンへと引き渡され、1988年5月25日にTAPポルトガルへとリースされ、1995年11月1日にカリブジェットに売却されました。
そして同年12月16日にエアインディアへリースされましたが、1996年6月にカリブジェットに戻されました。
そのためエアインディアで活躍した期間は半年ほどとかなり僅かな短期間のみ見られた機体となります。

そのため、同じく短期間で姿を消したエルアルのMD-11と同じくらいレアなモデルとなっております。


このエアインディアのL-1011は、1/200ではこのJC wingsが発売したモデルしか当方は知らず、1/200のモデルとしては今までに一度きりしか生産されたことがないと思われます。


外箱等は経年による傷がありますが、本体の機体は綺麗な付属品は全て揃っております。


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