２つの分野で人間国宝に指定されている故・北村武資氏の最も有名な袋帯です。 3月にお亡くなりになったので、もう作られることはありません。 織繧繝(おりうんげん)、魚々子縞(ななこじま)です。 白地に金糸と銀糸を交互に菱状に織り上げた柄ゆきです。 北村武資氏の作品の中でも特に人気の高い帯です。 呉服商を営んでいた伯父のもので、2020年にお手入れをしてパールトーン加工をしました。 色が何種類かあるようですが、ほぼ写真の優しい上品な色合いです。 (3枚目の写真は同じ帯の紹介写真をお借りしました) 着用しわが少し残っています。 染みや汚れはありません。 あまりに素晴らしく、言葉では表現できません。 以前、百貨店で見せて頂いたことがありますが、大変高額でした。 桐箱はありませんでした。 長さ　役463㎝ 巾　約30.5㎝