このジーンズは、リーバイス社のアーカイブに収蔵されていたもので、1960年代に作られたカスタムメイドモデルだといわれている。本来、裏地になる側が表側に、そしてインディゴで染められたブルーが内側に“裏返し”された1本で、当時のリーバイス社の役員がオレゴンの釣り仲間にプレゼントした際にうまれた、という逸話も残る。生地が裏返しになっている以外は、すべて501と同じディテールである。 今回発売されるInside-Out 501は、当時のオリジナルモデルを意識し、1963年の501のディテールを再現した。デニム生地は、デッドストックのコーンミルズ社のホワイトオークを用いる。 2019年にも生地が裏返しになったデニムコレクションがあった。リーバイスとビームスがタッグを組んで発売された「インサイド・アウト」がそれで、501のほか、トラックジャケット、ウェスタンシャツ、Tシャツなどが展開された。今回の復刻版と異なるのは、レッドタブや紙パッチの絵や文字も左右反転しており、通常、内側にあるセルビッチが表側に備えられていたことだ。ストレートレッグフィットや紙でできた材料であるジャクロン素材のツーホースの紙パッチ、レッドタブなど、1963年当時のクラシックな501の特徴がすべて備わっている。 サイズ W32 Ｌ34 発送の際はコンパクトに折り畳んで発送させていただきます。ご了承ください。