古いサービスシューズをお探しのかた方はこのコントラクターを探す方がほとんどだと思います。 当時オールデンのシューズも請負いしていたオールドコロニーの40sのusnサービスシューズです。 オールデンなどの短靴に赴きを置くにあたりコードバンしかり、ラベロやウィスキーの色やラスト(木型)のこだわりなどを経てここに落ち着く方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 サイズ 10 ウィズ F ラストについてはマンソンラスト、ミリタリーラストなど諸説ありますので言及する事は控えます。 レザーはおそらくですがカーフとみて良いと思います。 状態 かかとや履き口、タン裏のフェルト部分など多少のスレ、傷あり。 ソールにはラバー貼り、トゥスチールで保護しています。 その他かかとにはドックイヤーのソール。 画像にてご確認下さい。 40sサービスシューズのT字のヒールカップ、アイレット部分の運針の細かいダブルステッチ等ディテールは格別です。 また、この靴に限ってと言うわけではないですが、踵に穴が空いてる個体が多いのですが、それは木型(ラスト)を固定する釘穴で木型を使用して手仕事で靴を仕上げている証拠となります。もう一つ言及すると熟練された腕の良い靴職人さんがラストに裁断した革を当てて釘を打って固定する際に、その後の工程の先を見据えて丁度ミシン穴に隠れる様に釘を打ったりします。 この個体で言えばT型ヒールカップの当革を施す際に隠れる様に釘穴を付けています。 型によって変わりますが、オールデン はミシン穴のキワキワに打つ事が多いですね。 最近では手仕事の良さの裏返しで釘穴を目立つ様にして、ラストを使って型をおこしてる事を過剰に誇示する事も多く、物作りの善し悪しがわかりづらくなった時代ですね。 レザーの状態も良く40sの個体でこの状態ですので年代や状態にこだわる方は是非ご検討下さい。 こちらのアイテムはお値下げのご対応はできません。 コンディション、サイズ、コントラクターを含め今後出会うケースは稀になる事、また真剣に探される方にお譲りしたいと考えておりますのでご理解、ご了承のほど宜しくお願い致します。 vintage品ですのでお好きな方、ご理解がある方にご検討頂ければ幸いです。 ※ブランドはオールデンを使用させて頂いております。