■詳細■
作者 広月
書体 昇龍斎
木地 薩摩黄楊 根柾
仕様 盛上駒・面取り・鏡面磨き・蝋仕上げ
枚数 42枚(うち余歩2枚)

■書体について
字母の改定を繰り返し、特徴的かつ均整の取れた書体の創作を念頭に制作しております。

■木地について
薩摩ツゲの根柾を使用。御蔵島ツゲと比較して木の細胞密度が高く、硬質で耐久性に優れます。また、木目が見やすく味わいのある木地です。派手な木地と比べると多少インパクトに欠けますが、日常使いで目が疲れにくく、長く愛着をもってお使い頂けます。特に棋譜並べに最適です。

■彫りについて
深彫りで細部まで精密に彫り上げております。

■盛上について
時間と手間を惜しまず、ゆっくり丁寧に盛り上げております。直線、曲線部に歪みがないよう、はね・はらいの細部に至るまで繊細に表現することを第一に心がけております。漆はじっくりと乾燥させてありますのでより硬く、その艶は、そこはかとない雰囲気を醸し出します。

■漆について
錆漆、盛上漆ともに福井県の有名漆店の希少な高級漆をふんだんに使用していますので、漆の剥離も心配ありません。

■仕上げについて
面取り加工を施していますので、優しく指先に馴染みます。また、鏡面仕上げによる上品な光沢感をお楽しみいただけます。最終仕上げの蝋引きで指紋も付きにくく、カビも寄せ付けません。